第61回ムジカーザコンサート : 通崎睦美(琴・マリンバ)
アンティーク着物コレクター、エッセイストとしても注目を集める京都在住のマリンバ奏者：通崎睦美さん。今回演奏していただく木琴は、日本を代表する往年の木琴奏者：平岡養一さん愛用のもので、昭和10年シカゴのディーガン社で平岡さん自らが鍵盤の木を選定して特注されたもの。通崎さんがご遺族よりゆずり受けた平岡さんの木琴はやさしくかろやかな音色で、どこか懐かしさを感じます。作曲家やピアニストとしてだけではなく、小中学校やろう学校でのワークショップを行うなどジャンルを問わないミュージシャンとして活躍中の港さんとの共演も楽しみです。
第62回ムジカーザコンサート : オペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ」「道化師」
ムジカーザオペラ第４弾！イタリア・ヴェリズモオペラの最高傑作として知られるこの二つの作品を、今回もミューゼシードの協力を得て上演いたします。いつものように舞台は中２階と２階で。演出はミューゼシード音楽監督の飛鷹佑依さん、照明は足立恒さん、字幕はムジカーザスタッフの八柳、出演者は選りすぐりのミューゼシードメンバーです。これは見逃せません。
第63回ムジカーザコンサート : 徹の笛 in MUSICASA by MUSICASA
今年の珍しい楽器は｢笛｣。日本人なら誰でも耳にしたことがある獅子舞、祭囃子、歌舞伎のお囃子、長唄、民謡などで幅広く使用されている篠笛や、能や歌舞伎で使われる能管の音色をお楽しみ下さい。演奏していただく福原徹さんは邦楽囃子笛方として長唄演奏会、舞踊会、また放送、講演、海外公演などで演奏活動を続ける一方、笛を主体とした曲作り、新しい形の演奏会の企画構成なども手掛けられています。また、現代音楽界屈指の注目アーティストであり、またCM音楽界でも数々の名曲を残し多くの賞を受賞している鬼才・中川俊郎さんとは、邦楽と洋楽の世界の違いやそれらの境界という概念にとらわれない活動を共に展開していらっしゃいます。
第64回ムジカーザコンサート : 家族の肖像
詩集や絵本の他、スヌーピーのピーナッツシリーズやマザーグースなどの翻訳、映画シナリオ、写真、ビデオなど、詩の世界に留まらぬ幅広い活動をしている現代を代表する詩人のひとり、谷川俊太郎さん。ジャズピアニストであり、映画・TV・CM等の作曲を数多く手がけていらっしゃる長男の賢作さん。俊太郎氏自らの朗読に、賢作氏のピアノと木管の音色が融合して独特の世界を創り上げ、詩と音楽が融合する静寂のステージをお届けいたします。
第65回ムジカーザコンサート : 古典四重奏団
こんな四重奏団が存在すること自体、驚異というしかありません。透明度の高い響き、稀にみる緻密で完成度の高い アンサンブル、作品に対する真摯な演奏。86年東京芸術大学及び同大学院卒業生により結成され、レパートリーはJ.S.バッハからバルトーク、ショスタコーヴィッチ、ペルトなど現代に至るまで60数曲にのぼり、そのすべてをなんと暗譜で演奏されます。ムジカーザではドヴォルザークの弦楽四重奏曲を演奏していただく予定です。感動で打ち震える体験を是非！
ムジカーザ特別コンサート : 歌劇「ラ・ボエーム」(再演)
ムジカーザ特別コンサート : 歌劇「ラ・ボエーム」(再演)
第66回ムジカーザコンサート : 寺嶋陸也プロデュースシリーズIII
ピアニストとして、作曲家として、そして最近は指揮者としてもご活躍の寺嶋陸也さんのシリーズ第３弾。
内容はお楽しみに・・・