第151回ムジカーザコンサート : ヴォクス・ポエティカ
~ リュートで聴くシェイクスピア ~

アンサンブル名はラテン語で "Vox(声)Poetica(詩的な)-詩的な声"二人の奏でる音は、まるで一本の糸に縒られるかのごとく融合し西洋古楽の枠を越え、日本の歌やブラジル音楽など幅広いレパートリーを展開します。今回のテーマは「リュートで聴くシェイクスピア」。ムジカーザの空間をどのように生かしてくださるのでしょう!

2021年3月31日(水) 07:00 PM

第152回ムジカーザコンサート : ジョスカンのミサ《ロム・アルメ》
~作曲者の没後500年を記念して ヴォーカル・アンサンブル カペラ

1997年に結成された古楽専門歌手による声楽アンサンブル「ヴォーカル・アンサンブル カペラ」。2021年はルネサンス時代を代表する天才作曲家ジョスカン・デ・プレ(ca.1450/55-1521)の没後500年にあたり、それを記念して彼のミサ曲の中から俗謡「ロム・アルメ」をモチーフにした2つのミサ曲を、曲の仕組みが分かるような音楽監督・花井哲郎さんのお話しを交えながら演奏していただきます。

2021年6月16日(水) 07:00 PM

第153回ムジカーザコンサート : 堤 剛(チェロ),須関裕子(ピアノ)

ついにチェロ界、いえ音楽界の巨匠、堤剛さんの登場です。これまで数々の賞を取られ、また後進の指導にも積極的にあたられ、今なお精力的にコンサートを続けてらっしゃる堤剛さん。バッハの無伴奏だけはリクエストをしていますが、その他のプログラムは是非お楽しみにしていてください。

2021年7月 2日(金) 07:00 PM

第154回ムジカーザコンサート : 伊藤恵プロデュースシリーズII
山崎伸子(チェロ)、吉田誠(クラリネット)、伊藤恵(ピアノ・お話)

2年目となる伊藤恵さんプロデュースのメインはブラームスの名曲「クラリネット三重奏曲」。ブラームスは50歳半ばを越えて創作力の急激な衰えを実感し創作意欲を失っていましたが、クラリネットの名手ミュールフェルトと出会い、彼の演奏に大きな感銘を受け「クラリネット三重奏曲」「クラリネット五重奏曲」そして2曲の「クラリネット・ソナタ」という名曲を書き上げました。この4曲はクラリネット作品の中で古今の最高峰を成し、ブラームスの最晩年の枯淡の秀作として広く愛聴されています。

2021年10月 3日(日) 03:00 PM

第155回ムジカーザコンサート : 長谷川智之(トランペット)、佐野隆哉(ピアノ)、近藤薫(ヴァイオリン)

NHK交響楽団首席トランペット奏者の長谷川智之さんは第22回日本管打楽器コンクール・トランペット部門第2位、第75回日本音楽コンクール・トランペット部門第1位、および岩谷賞(聴衆賞)受賞など輝かしい経歴をお持ちの日本屈指のトランペット奏者です。ムジカーザには2013年、黒木岩寿さんプロデュースの「兵士の物語」に出演していただいたことがありますが、今回はソロ奏者としてたっぷりとその魅力をお楽しみください。

2021年11月11日(木) 07:00 PM

第156回ムジカーザコンサート : 「邦楽器」吉井盛悟, 山部泰嗣, 浅野祥

日本の伝統的な木管楽器、篠笛や擦弦楽器の胡弓を巧みに演奏する吉井盛悟さんは世界的に有名な佐渡の太鼓芸能集団「鼓童」に10年間所属し、演奏と合わせて作曲、演出を担当。独立した2013年からも国内外の数々の公演で演出や作曲を任され、その評価は各国の著名な演奏者、演出家、音楽家から高い評価を得ていらっしゃいます。ムジカーザにはフラメンコの「アルテイソレラ」公演の時に何度か出演してくださり、その多彩な才能を遺憾なく発揮してくださいました。吉井さんが創り出す独特な和の響きや世界観は、音楽の文化と文化を繋げ、世界中にファンを増やし続けています。

2021年12月18日(土) 03:00 PM