第138回ムジカーザコンサート:髙木竜馬ピアノリサイタル
~ 第16回グリーグ国際ピアノコンクール2018 第1位・聴衆賞受賞記念 凱旋公演 ~
2018/12/15(土) 17:00開演 [公演詳細]
2018年最後のムジカーザコンサートは久しぶりのピアノソロ(前回は2016年11月に伊藤恵さんによるオールシューベルトをベーゼンドルファー200で)。 初登場の髙木竜馬さんは、12歳にしてすでに3つの国際コンクールを制し、その後も第19回浜松国際ピアノアカデミーコンクール第1位、2017年第26回ローマ国際ピアノコンクール優勝という経歴の持ち主。そしてこの9月には第16回グリーグ国際コンクールにて第1位並びに聴衆賞を受賞されたばかりで、今回めでたく凱旋公演となりました。 昨年導入した新しいスタインウェイで、今までの主催公演ではあまり取り上げてこなかったプロコフィエフの「戦争ソナタ」や「展覧会の絵」のようなヴィルトゥオーソのための曲を演奏され、冬場の満席という状況の中で、緻密な技術と立体的で迫力のある響きに圧倒された今年を締めくくるのにふさわしい演奏会となりました。
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フォトアルバムリンク 撮影:ムジカーザ |
髙木さんは現在26歳、ウィーンとイタリアのイモラで研鑽を深めつつ、年明けからNHK総合で放送されるアニメ「ピアノの森」では、ショパンコンクールに出場する雨宮修平のピアノ演奏を担当されるなど、多方面での活躍をみせる若きヴィルトゥオーソには今後も目が離せません。
アフターパーティでは、クリスマスメニューとしてローストチキンやシュトレンをお楽しみいただきました。また、12月恒例のビンゴパーティでは、翌年のムジカーザコンサート会員券4万円相当の他、髙木さんが留学先のウィーンでご用意くださったモーツァルトの衣装のクマやミニリースのクリスマスオーナメントも景品に登場し、大いに盛り上がりました。
ワイン:アルテマージ ブリュット・ミレジマート トレントDOCカヴィット
メニュー:ローストチキン、パテ・ド・カンパーニュ、レバーのタルティーヌ、鴨の冷製、サラダ:カボチャ・キャベツ・人参・カリフラワー・グリーン、パン、シュトレン、いちご
ワインコーディネーター : 山田久扇子 ケータリング : カタネベーカリー/カタネ カフェ
2018-2019年 冬期休館のお知らせ
12月31日(月)~2019年1月3日(木)
冬期休館とさせていただきます。
※1月4日(金)より通常営業
2019年ムジカーザコンサート会員募集のお知らせ
ただいま新規・継続ともに会員申込を受け付けております。
※各公演の曲目等は、内容決定次第コンサートカレンダーへ掲載いたします。
また1公演単位の「1回券」は、先行予約として各回30席までお受けいたします。曲目等、詳細確定前ではございますが、ご希望の公演がございましたらぜひこの機会にお申込みください。
※1回券販売枚数は各回40~60程度(会員数等により変動)を見込んでおります。
なお、各公演の1回券料金は下記の通りです。
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□第139回 3月19日(火)19:00~ 森谷真理(ソプラノ), 山田武彦(ピアノ), 神代 修(トランペット)
<パーティ付> <コンサートのみ>
一般 8,000円 一般 5,000円
学生 4,000円 学生 2,500円
□第140回 6月27日(木)19:00~ ガムラン ~ 珍しい楽器シリーズ ~
<パーティ付> <コンサートのみ>
一般 6,500円 一般 3,500円 ※一般当日500円UP
学生 3,500円 学生 2,000円
□第141回 8月2日(金)19:00~ 辻彩奈(ヴァイオリン), 伊藤恵(ピアノ)
<パーティ付> <コンサートのみ>
一般 8,000円 一般 5,000円
学生 4,000円 学生 2,500円
□第142回 9月7日(土)17:00~ ホルン四重奏(木川博史, 熊井優, 藤田麻理絵, 深江和音)
<パーティ付> <コンサートのみ>
一般 7,000円 一般 4,000円
学生 3,500円 学生 2,000円
□第143回 10月12日(土)17:00~ 瀬尾久仁&加藤真一郎ピアノデュオ
<パーティ付> <コンサートのみ>
一般 7,000円 一般 4,000円
学生 3,500円 学生 2,000円
□第144回 12月13日(金)19:00~ 「室内楽の夕べ」~ 黒木岩寿プロデュースシリーズIV「最終回」 ~
<ビンゴパーティ付> <コンサートのみ>
一般 8,000円 一般 5,000円
学生 4,000円 学生 2,500円
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第137回ムジカーザコンサート:「室内楽の夕べ」 ~ 黒木岩寿プロデュースシリーズ III ~
2018/11/01(木) 19:00開演 [公演詳細]
花壇に植えたコスモスが秋風にたなびく季節になりました。
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フォトアルバムリンク 撮影:ムジカーザ |
アフターパーティでは、しっかりとした赤ワインと共に鴨肉などをお楽しみいただきました。
ワイン:Ch Leboscq シャトー ルボスク 2014
メニュー:フェンネルとタコのサラダ、ワカサギのエスカベッシュ、豚肉のリエットのタルティーヌ、マッシュルームとグリーンサラダ、鴨のローストとジャガイモソテー、パン、りんごのパウンドケーキ
ワインコーディネーター : 山田久扇子 ケータリング : カタネベーカリー/カタネ カフェ
第136回ムジカーザコンサート:ムジカーザオペラ「椿姫」
2018/10/06(土) 17:00開演 [公演詳細]
暑い暑い夏がやっと終わり秋風を感じはじめた10月、2年に一度のムジカーザオペラ週間がやってまいりました。今回はなんとヴェルディの不朽の名作「椿姫」を上演!今回もミューゼシードの協力を得て、キャストには今回も期待の新人2名(ヴィオレッタ役に中野瑠璃子さん、アルフレード役に吉田一貴さん)を起用。そして照明はいつものようにインプレッション足立恒氏、演出は前回の「魔笛」でもアイデア満載の舞台をみせてくださったバリトン藪内俊哉氏です。幕開けの序曲で印象的なシルエットを見せた直後に、ガラ・コンサートの定番でもある「乾杯の歌」のシーンではムジカーザが一気に華やかなパリ社交界へと大変身!2幕のドラマを経て、終幕が開けたころにはすでに客席からすすり泣きが...。
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フォトアルバムリンク 撮影:ムジカーザ |
「椿姫」鑑賞直後に酌み交わすワインはさぞ格別だったことでしょう!「泣いているのがバレるのが恥ずかしいから、涙はながれるまま拭かないでいたよ」と笑った紳士、「ヴィオレッタの対訳に『犠牲』を使ってくれたことでストンと腑に落ちた」と語った敬虔なクリスチャンのご婦人など、出演者・演出家と感想を直接語り合えるのもまたムジカーザオペラの特徴ですね。 2年後はどうなりますやら...!今後もご期待ください。
メニュー:生ハムサラミ盛り合わせ、グリーンサラダ、鶏肉ときのこのトマト煮込み、ブロッコリーのペンネ、グラタン、ピザ風タルティーヌ、季節のフルーツ、パン
ワイン : Villa Santera Primitivo di Manduria 2016 Leone de Castris
ヴィッラ・サンテラ プリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリア レオーネ・デ・カストリス
ケータリング : カタネベーカリー/カタネ
カフェ
【お知らせ】9/30(日)公演情報
14:00開演「第9回 杉本毅クラリネットリサイタル」は、予定通り開催いたします。
18:00開演を予定しておりました「山田京子ピアノリサイタル」は、台風の影響により公演中止となりました。
第135回ムジカーザコンサート:琵琶、尺八、箏で聴く歌と物語 ~ 珍しい楽器シリーズ ~
2018/09/01(土) 15:00開演 [公演詳細]
今年の「珍しい楽器シリーズ」は邦楽器!
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フォトアルバムリンク 撮影:ムジカーザ |
夏の時期のアフターパーティでは樽生ビールをお出しすることが多いのですが、邦楽の後に生...?ということもあり、ちょっと変化球で日本酒のロックとソーダ割りをご用意しました。ロック用の「両関 本醸造 冷用」を取り寄せ、蔵おすすめの飲み方を参考に、ライム代わりに九州・宮崎の「へべす」や、つぶした梅肉を添えて。ほんとうに暑かった今年の残暑にすっきり爽やかな和の夏酒は大好評!カタネさんの和食と共にご堪能いただきました。
メニュー:ナスの揚げ浸し、もずく酢、蒟蒻田楽、自家製さつま揚げ、つくねと万願寺唐辛子、梨瓜の漬物と千枚漬け、トウモロコシご飯、フルーツいろいろ
2018年 夏期休館のお知らせ
2018年8月13日(月)~8月16日(木)
メンテナンス・夏期休館とさせていただきます。
※8月17日(金)より通常営業です。
【Photo】夏真っ盛りの花だんに訪れたヤマトシジミ
第134回ムジカーザコンサート:バリトン・サックスとピアノの『冬の旅』
2018/04/27(金) 19:00開演 [公演詳細]
バリトン・サックス と ピアノ の 『冬の旅』 ことばもなく
シューベルトの名曲「冬の旅」をいつかムジカーザ主催で と当館オーナーが長年思い続けていたことがようやく実現した日でした。無言歌のように歌詞のない管楽器演奏でありながらリートとしてなりたち、より深淵な世界を繰り広げたこの類まれなる「冬の旅」の歌い手は、サクソフォーン奏者の栃尾克樹さん。そして一緒に旅へと誘ってくださったのはピアノの吟遊詩人 高橋悠治さん。もちろんピアノは名器ベーゼンドルファー。
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フォトアルバムリンク 撮影:ムジカーザ |
24曲すべてがピアノ先行。長い曲のあとと前半後半の境目以外はほとんど間合いなく演奏され、まるで詩的映像作品かのように次々シーンが変わります。そして栃尾さんによるすーっと染み入る音色のppppp......の先に、客席すべての心が静かに集まっていく―― 会場内の皆さまには当館ならではの至福のラストを味わっていただけたことでしょう。
アフターパーティにはやはりドイツワインをと「リースリング・トロッケン 2016 クレブス」をご用意。休憩なし1時間の"旅"のあととしても、よく冷えたリースリングがぴったりでした。
メニュー:フラムクーヘン(タルトフランベ)、生ハムサラミ盛り合わせ、ソーセージ3種類、 青菜のソテー、ザワークラウト(シュークルート)、豚肉のロースト、グリーンサラダ、ドイツパ ン各種、ドイツ風チーズケーキ
第133回ムジカーザコンサート:ARTE Y SOLERA フラメンコライブ desnudo vol.15「港に着いた黒んぼ」
2018/03/14(水) 19:00開演 [公演詳細]
2018年のムジカーザコンサート1回目は、2010年Poema de Amor ~愛の詩~、2013年には佐渡の太鼓芸能集団「鼓童」との共演で我々に興奮と感動を与えてださった「ARTE Y SOLERA 鍵田真由美・佐藤浩希フラメンコ舞踊団」が5年ぶりに登場しました。今回は小川未明の童話「港に着いた黒んぼ」をフラメンコと朗読で綴る創作舞台作品での上演となりました。 |
フォトアルバムリンク 撮影:川島浩之 ムジカーザ |
主演の鍵田さんは一人二役(娘、子を亡くした白鳥)、盲目の少年役に大沼由紀さんがゲスト出演、そして俳優の螢 雪次朗さんによる朗読と、空を走る篠笛の音が小川未明作品の神秘性を生み、オリジナル音楽とあいまって観客の魂を静かに激しく揺さぶりました。「ARTE Y SOLERA」とは"芸術と伝統"、スペイン土着の民族舞踊に日本的な美しさをもって舞台芸術作品をつくりあげる舞踊団の創作活動には今後も目が離せません。
アフターパーティでは、ロゼのカヴァ(スペイン産の泡)「カヴァ ロゼ ブリュット 2014 ロジャー・グラート」で乾杯し、赤ワイン「エル・カミーノ ビエルソ メンシア 2014 クネ」、スペイン料理をお楽しみいただきました。
メニュー:ひよこ豆のトルティーヤ、豚肉のリエット(タルティーヌ)、タコと新玉ねぎのサラダ(タルティーヌ)、海老のアヒージョ、マッシュルームのアヒージョ、鯵のコロッケ、パエリア、グリーンサラダ、パン、柑橘のマリネ
ホール外周道路状況
大雪明けの1/23(火)14時現在のホール外周状況です。
代々木上原駅東口からの道の雪はほとんど溶けております。
2018年、ピアノメンテナンスから
新しい年が明けました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
当館の2018年は、昨年と同様にピアノ2台のメンテナンスからスタートしました。
ベーゼンドルファーに手を入れるのは3年振り。ピアノ技術者は諸貫譲二氏です。